パートナーシップ(peartnership)
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【隠れ離婚原因】コミュニケーション不足でなく「夫婦の五感」のすれ違い

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「価値観の違い」だけでなく「感じ方の違い」もある

離婚原因でよく言われる「価値観の違い」「すれ違いの生活」
そして「コミュニケーション不足」。
実際に「コミュニケーション」の量や質が問題ではなく
そもそも、互いのコミュニケーション「前提・ツール」自体が違っていたということがあります。

ここでの「前提」「ツール」という表現はお互いの「感じ方(五感)」のことを指します。
人間は「五感」を感じるものだけでなく、コミュニケーションにも「五感」を使います。

モノの見方・解釈を変える 自分独自のフィルター「VAKモデル」

誰もが五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)の感覚を等しく使うのではありません。
実は、人それぞれ”五感の優位性”というものがあります。
どの感覚が優位かで同じ物事でも「感じ方」が変わり、自分なりの偏った解釈の表現をします。

■VAKモデル (人の「感じ方」のタイプ)
以下の頭文字をとって読む

・視覚(Visual)    ビジョン・映像をイメージする

・聴覚(Auditory)   音でイメージ

・体感覚:触覚・嗅覚・味覚(Kinesthetic) 身体全体で感じる

上記の3パターンを「VAKモデル」と呼びます。
NLP(神経言語プログラム)で使われる心理用語です。
詳しい特徴は長くなるので別の記事で書きますね

この3ついずれかの感覚の優位によって「感じ方」「コミュニケーション」が変わります。
自分がどの「優位感覚」なのかまず気づくことで
結果、自分を知ることで生きやすくなるんです。

元嫁とのすれ違いは「夫婦の五感」の違いだった

東京在住の40代後半のバツイチの男性(以下Yさん)。
夫婦間でのコミュニケーション不足により離婚してしまった問題についての相談でした。

夫婦関係は結婚当初、言われることはなかったそうですが

結婚生活が長くなるにつれて、奥さんからよく言われるようになったそうです。

「元嫁に『いつも言っていることが分からない』!とよく言われていた」

次第に夫婦はコミュケーションを取らなくなり、奥さんは近くに住んでいたYさんのご家族ともなるべく顔を合わせないようにして遂に離婚に至ります。
今でも彼は、元奥さんのことを恨んでいました。

「体感覚派」の旦那さんと「聴覚派」の奥さん

Yさん自身の話を具体的に聞いてみました。
「みんなノートをとるが、学生時代から書くのが苦手」
「覚えるのは身体で覚える。時間はかかるが一度覚えると忘れない。」
「姉が幼少期ピアノを習っていて、横で見ながらやってたら弾けるようになっていた」
「肌ざわりだけでなく匂いにも敏感で香水が嫌い」

そして、私とYさんとのコミュニケーションにも少しタイムラグがあるのを感じました。
少し気になったので質問してみると
「大体、相手が話してから5~10分後に言った言葉を理解する感じ」と言います。

Yさんの感じ方は「体感覚派」だったのです。
身体全体を使って感じるタイプでした。
コミュニケーションでは身体全体で感じるため、イメージですぐ思いつく視覚派や言葉を音で感じる聴覚派よりも「認識して理解する」時間がどうしても遅くなります。

一方、奥さんの「感じ方」も言動で分かります。
『”言っている”意味が分からない』というセリフ。
聴覚派の人は、
「話がガチャガチャしてうるさい」「何を『言っているか』わからない」など
「音」で認識した表現を使います。

以上から、Yさんは「体感覚派」、元奥さんは「聴覚派」だったことが分かります。

YさんにVAKモデルを説明して、なぜコミュニケーションに違いがあったのかを伝えしました。そうすると彼は、

「自分はずっと要領が悪く、頭が悪いのではないかと幼少期から思っていた。元嫁にもいつも馬鹿にされていた。人生の謎が解けて本当にすっきりした」とのことでした。

ヒアリングを続けるとコミュニケーションがうまくいかなかった要因は他にもあるようでした。
一つの問題に対して「他の心理的要因」が絡み合っています。そこを心理セラピーで紐解いていく必要があります。

ですが、このVAKモデル「感じ方による認識の違い」が分かったことで彼の肩の荷が下りたようでした。

「感じ方」は「愛し方」に繋がる

人それぞれ、五感を通して独自のモノの見方やコミュニケーションを行います。
「違い」があること自体は決して悪いことではありません。
ですが「優位感覚」が違いすぎる場合、コミュニケーションにズレが生まれます。

過去に沖縄で学童保育の運営代表をしていたことがありました。
行政主催の福祉講習を受けることがあり、この「VAKモデル」を取り上げていました。
発達障害の子どもたちも増えてきている近年、個性の幅(レンジ)が認知されることで
子どもたちの優位感覚にあった指導をすることが大事だという流れに感銘を受けた記憶があります。
そして心理セラピストとして「VAKモデル」に再度出合いました。
自分の個性でもある「感じ方」を知り受け入れること、「感じ方」を最大限に生かすことは「学び方」「働き方」、そして「愛し方(コミュニケーション)」に繋がります。

そしてコミュニケーションの相手がどの優位感覚なのか知ることで更にコミュケーション向上に繋がります。

私が扱う心理セラピーではNLP(神経言語プログラミング)の流れも汲んでおり、
心理療法でも取り扱っています。
パートナーシップのコミュニケーションが分からないなど現状問題を話してみたい場合、
オンラインカウンセリングもありますので気軽にご利用くださいね。

【モニター価格】電話・オンラインカウンセリング受付中です


ABOUT ME
仙波 レイナ | 心理セラピスト
仙波 レイナ | 心理セラピスト
REINA SEMBA | Psychotherapist
度重なる死別を経験して心理セラピーに出合う。行動しても変わらなかった仕事・恋愛・夢・人生が激変。ダイエット12キロ減 | 喪失体験から再生 | ブラック企業からホワイト転職 | クリエイティブ職起業 | LOVE♡JAZZ・AOR・映画・ART・京都 | ウサギと暮らす関西人
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