【重要】「自分が嫌い」が実は得する心理
岡田斗司夫の斬新!サイコパス人生相談
「自分が嫌いで苦しくなる」
「人間関係や仕事がうまくいかない自分が嫌になる」
「失敗をして自己嫌悪になる」
「決めた目標や計画を途中で止めてしまった時に自分に失望する」
できれば見たくないイヤな自分、ダメな自分を見てしまい、
自己嫌悪、自己卑下、自己否定する。
「自分が嫌い」
この自己否定感は大きければ大きいほど
自分を苦しめます。
何をしても自分を褒めることもできず、
やる気も失い、最悪自ら命を落とす人もいます。
それくらい凶器なんです。
心理セラピーでは
自己否定感「自分が嫌い」を取り扱う。
自己否定感がなくなると
自己受容感が生まれ、結果自然と自己肯定感が上がっていく。
この記事で強い「自己否定感」がどこからやってくるか、
この感覚をどうやって解決するかが分かれば、
自然にいろんなことに心から挑戦できて
恋愛やパートナーシップでも
好きな人の繋がることを自分で許可して
自分で好きな人と絆を深めることができる。
あなたの欲しかったものが素直に受け取れるようになる。
「究極の人間の悩み」を解決するには?
人間、特に日本人に多い
「自分のことが嫌い(自己否定)」という
究極の悩み。
今回紹介する動画は、
漫画家山田玲司さんのYoutubeチャンネルでの対談動画。
ゲストには漫画評論家岡田斗司夫さん。
岡田さんの「サイコパス人生相談」コーナーは超有名。
「サイコパスおじさん」と呼ばれる岡田さんの
共感力のない変わった相談で痛烈だけど
心理セラピーの大事な法であり、
根本解決に導く”あること”にまず気づくことを説明しています。
聞いてほしいのは00:53-04:55の箇所。
(下記はその内容の書き起こし)
《Youtube対談以下内容》 00:53-04:55
〜抜粋始まり〜
岡田斗司夫(以下O )
「自分のことが嫌いな人ってどういう心の中身しているの!すごい知りたい」
「なんでそんな奴がいるの!?って理解できない」
(こんなクレイジーから始まる…)
山田玲司(以下Y )
「メンタル問題をロジックで切るっていう
いつものヤツですよね(苦笑)!」
O
「人間は自分しか好きにならない生物だと
いう風にありとあらゆる宗教・哲学が言っているのに、
『隣人を愛せよ』って言ってるのに。
いかに他者を好きになれるのか、
いかに理解するかを全ての宗教・哲学が言っているのに
『自分のことが嫌いです』
人生相談の3通に1通がそれ。
何を言っているのかわからない」
Y
「そりゃ岡田さんはそうでしょ!!」
「岡田さん的回答はあるんですか?」
O
「君は自分が嫌いな筈はないから、」
「自分を嫌いだと思うことで
どんな『利得』”損得計算”が
心の中で働いているのか?」
「人間は根本的に損なことができない
生き物だから、ロジックで考えているから人間は病むんです」
Y
「ちょっと整理させてください!」
「自分のことを嫌いだって思っている人間は…??」
O
「自分のことを嫌いと思い込むことで、
その人は何か”得”しているんですよ」
「ところがそれは”主観的な得”で
あって、側から見たら損だ損だ!
と言われても本人の損得勘定がズレてるからわからない。」
「損得勘定をフラットにしてあげると、
自分のこと嫌いなんてまた言っちゃって
ってなるのではないかって(笑)」
Y 「えっそうか!その話面白いですね!」
〜抜粋終わり〜
「心理的なメリット」が人生スタックさせる
どうだっただろうか?
サイコパスおじさんの人生相談は
いつもこんな感じで(笑)、
「面白い!」と言うコメントもあるけれど、
メンタルをロジックで斬りつける
”共感力の無さ”に抵抗感が出た人も
少なからず、いたはず。(苦笑)
もし岡田さんがカウンセラーなら
共感という寄り添いもないから
私は行きたくない。(笑)
Youtuberと視聴者いう距離感で十分楽しい。
また、感情・精神面をそんな理屈で
あっさり終わらせられたら納得いかない。
そう感じる人もいるだろう。
それが「感情」だからである。
でも実は残念ながら、
このロジック
「心理的な利得(損得勘定)」が
もれなく全員に働いている。
心理学、心理セラピーの現場でも
証明されている。
じゃあ何故私たちは気づかないのか?
それは顕在意識にはない。
気づいていない世界=無意識にある。
だから、普段私たちが気づくわけがない。
無意識下からひょっこり顔を出して
私たちが確認できる表層部分が
「自分が嫌い」ということ。
心理セラピーではこの「利得」が非常に大事で
個人セッションでも無意識を探っていく質問で
丁寧に細かく聞いていく。
従来のカウンセリングは「傾聴」のみだが
心理セラピーでは
現実問題の「解決」サポートまでがゴール。
だから”共感(寄り添い)”だけでなく
”質問”をしていく。
心理的な損得勘定「利得」を掘り下げる
「自分のことを嫌い」だと
思い込むことで
本当に何か得られているのか?
あるクライアントを例に説明する。
クライアント(40代女性)
彼女は「自分のことが嫌い」と
いつも感じている。常に周りの人と
顔も成績も比較してしまい落ち込むことが多い。
いつも自信がなく自分で何かを決めることもできない。グズグズしてしまい、
母親に就職先も決めてもらうくらいだ。
恋愛も自分に強いコンプレックスがあり挑戦できないまま。
頑張りたいけど進めず人生が行き詰まっているとのこと。
心理セラピーでは無意識にフォーカスを当て
深く掘り下げる質問をする。
- 「自分が嫌い」いつ、どういうときに感じる?
→何をしてもうまくいかない時にダメな自分が嫌いと感じる - 「自分が嫌い」「自分はダメな人間」前提を持ってるのはなぜ?
- それはいつからそうなの?誰かに言われたの?
- 何がどうダメなの?
- 具体的に誰と比較してなの?
- 自分がダメと思ったら結局どうしてるの?
- 恋愛や好きなことしたいように挑戦したらどうなりそう?
このようにいろんな角度で彼女に質問してみると…
本人も普段考えていない深層心理が口から出る。
「ダメな人間でいたらこれ以上傷つかなくて済む」
「失敗せずに済み恥をかかないでいいし、母親から嫌味を言われない」
「仕事にも思いきり挑戦しないでいれば、実家に住んでいられる」
「しても失敗してダメな自分を更に見るだけ(自己否定)」
普段、嫌な感覚になったり落ち込んでいたが
「自分が嫌い」の裏側には、
心理的に得ていた「(彼女にとっての)利得」があった。
- これ以上傷つくのを避けられる
- 恥をかかないで済む(恥の恐怖)
- 母親の小言・嫌みを言われないで済む
- 自分の人生や仕事を挑戦して自立しないことで
実家にいられる(お金の利得)
「自分が嫌い」ということを
手放すことは
これらの利得を手放すということになる。
恋愛に挑戦したら傷つくかもしれない。
人間だから恥をかくこともある。
母親とぶつかることにもなり、
自分で働いて完全自立しないといけなくなるのだ。
人生が「スタック(行き詰まり)」だったのではなく、
実は無意識下では「現状維持(保留)」を望んでいたのだ。
もちろん、彼女は気づかない。だって無意識だから。
「自分の人生を生きる」と決めることは
今まで目を向けなかったリスクや恐怖に
真正面に向き合うことになる。
本当の恐怖を、ここでようやく感じるのだ。
オススメ!「心理的利得」の本
実は「心理的利得」について詳しく書かれた本がある。
岡田さんのロジカル一刀両断斬り!ではなく(笑)共感・寄り添いながらも、
「心理的利得」について書かれた本であるので
安心して読んでほしい。
何十年も何千人ものクライアントの無意識を見て
たくさんの人の人生を変えてきた心理セラピスト、
専門家の著書である。
心理セラピスト 大鶴和江さん
「自分を縛る“禁止令”を解く方法
見えない「利得」に気づくと、すべての問題は解決する」
※上記はAmazon画面(Kindle版もあるので海外在住の方もすぐ購入して読めます)
帯に書かれている
「なぜ、私にはいつも同じことばかり起こるのか?」
人間関係で起こること、
これまでの人生で起こった出来事、
似たような人間関係のトラブルや摩擦、
似たような感情が沸いて出てきたはず。
あなたにとって
一見嫌に感じる目の前の「現実問題」。
でも、
あなたにとっての「心理的利得」を
自分の「無意識」という裏側で握りしめていたことを
きっとこの本が教えてくれる。
また本のレビューは別記事に。
ではまた
「人生に向き合って現実問題を根本解決したい」
その決意とあなたに寄り添い
心理セラピスト仙波レイナは
心理面からアプローチして「現実問題」解決サポートします。
電話カウンセリングで
「まずは問題整理」から。
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